学年や進度に合わせた少人数制のクラス授業を基本とし、合唱または合奏(学年によりリトミック)が必修科目となります。
音楽の基礎的な能力を、聴音・視唱・音楽理論を通して身に付け、音楽で自己表現するよろこびを育てると共に、音楽を分析したり構築する力を養います。
聴音 | 単旋律や伏線率、和音や和声を聴き取ることで音感を養い、音楽を楽譜に書き取る力を育てます。 |
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視唱 | 階名唱(ドレミで歌うこと)で正しく歌う力を育てます。 |
音楽 理論 |
調性、和音のしくみ、音程など、音楽理論の基礎を学びます。 |
合唱の授業は、音楽とハーモニーの実体験、実践を目的に年齢に応じたクラス編成で行っています。 B合唱は、幼児年中から小学4年生までを対象とし、年齢や在籍年数によりさらにクラスを分けています。子どもらしく響きのある声を大切に、のびやかに歌うことの楽しさを感じるところからはじまり、簡単な二部合唱を教材に合唱の基礎を身につけていきます。 A合唱は、小学4年生から高校生までを対象とし、国内外の有名な三部合唱曲を主な教材としています。
音楽を表現するために必要な要素である、美しく響きある発声のための呼吸方法、歌における発音などを体得し、また、声によるハーモニーの美しさを実践的に学んでいきます。
ヴァイオリンとチェロを中心とした弦楽合奏で、年長から小学3年生までのB合奏、小学4年生から高校3年生までのA合奏に分かれています(小学4年生は、各自の進度によりB合奏を選択することができます)。
足りないパートは教室の卒業生や京都市立芸術大学の学生さんなどにお手伝いをしてもらい、毎年、定期演奏会とスプリングコンサートかオペレッタの2回の演奏会に出演します。
各クラスにふさわしい合奏技術の習得と、仲間とともに音楽を演奏するよろこびを感じられることを目標にしています。
音を心の耳で聴きとり、感じ、身体全体を使って音楽を理解するリトミックは、音楽を通して心身ともに豊かな人間を育てようとする音楽教育法です。音楽の様々な流れや呼吸、音楽と人との関わり合いを、動きを通し体感し表現します。心の底からわき出てくるようなよろこび、うれしさ、楽しさ、感動は、感性を高めます。そうした体験が、情感豊かな音楽を創り、演奏するよろこびにもつながります。
リトミックでは、音楽を多元的に学び、音楽を奏でる身体を育てるのです。
スイスの作曲家、音楽教育者であるエミール・ジャック=ダルクローズの理念を踏まえ、表現力・創造性・想像力・協調性・集中力を養い、子どもたちが心と身体の調和のとれた豊かな人間になるお手伝いをします。
希望者のみの選択科目(作曲、鑑賞、合奏準備、B選択リトミック、A選択リトミック)があります。
年齢や内容により幾つかのクラスに分かれます。自由に表現するよろこびを体感するとともに、楽曲分析・和声の基礎など作曲の初歩からオペレッタ創作も学びます。曲作りを通じて、さまざまな楽曲を新たな視点から解釈出来るようになり、演奏や鑑賞をする際の楽曲理解も深まります。
また、友達と互いの作品を演奏したり、鑑賞しあうことにより、自分の存在も相手の存在も認めあえる対人関係を築くことにも繋がっています。
毎回配布する資料などでテーマとなった作品の作曲家のことや作品構造、音楽史、楽器学等を楽しくわかりやすく学びます。最新設備のオーディオでCDやDVDを鑑賞し、オペラやバレエなどの大規模な舞台作品からソロまで様々な編成のものを取り上げ、一年間でバロックから現代まで親しめる内容になっています。
また年に数回生演奏の機会を設け、プロの演奏家たちの演奏やお話に直に接する事でよりよい耳を育みます。普段は触れる機会の少ない古楽器から現代の楽器まで体験出来る授業もあり、貴重な経験が多く出来るよう工夫されています。
必修科目<合奏>への参加を目的とした初心者対象の実技指導です。楽器の構え方、弓の持ち方から始まり、一般の教則本や練習曲を用いて、ヴァイオリン・チェロ演奏の技術を初歩から学びます。このクラスは初心者対象で、レッスンは20分間の個人指導です。
【期間】
合奏クラス受講のための試験に合格するまでの半年~最長2年まで。(試験は半年に1回実施しています)
【その他】
楽器は各自で購入、もしくは借用をして準備して下さい。
不明な点があれば、弦楽担当研究員に相談することができます。
音楽を全身で感じ取り、動きを通して音楽の諸要素を学びます。音楽を動きで表現するリトミック、音楽の色彩感を感じ取り耳を育てるソルフェージュ、そしてこれらの学習を土台とし、即興的で創造的な活動を行う即興演奏、この3要素を軸に、音楽を総合的により深く理解し表現します。また、グループ学習により、お互いに反応し合い認め合いながら学びを深めていきます。