室長・代表理事挨拶

Greeting

室長ご挨拶

京都子どもの音楽教室は、京都市立芸術大学音楽学部の音楽教育研究会が主宰する音楽基礎教育機関です。

京都子どもの音楽教室は、京都市立芸術大学音楽学部の音楽教育研究会が主宰する音楽基礎教育機関です。音楽基礎教育の核には、耳を育てるための「ソルフェージュ教育」があります。下は幼稚園・保育園の年少さんから、上は高校3年生まで(近年、音楽系大学の受験を希望する高校3年生以上のクラスも開設されました)、幅の広い年齢層と多様な音楽経験歴に応じたクラスで、少人数制の丁寧な教育が行われています。こうした音楽基礎教育機関から京都市立京都堀川音楽高校や京都市立芸術大学へ、さらに京都市交響楽団へと繋がっていく公的水脈を持っている京都市は、全国的にも稀有な都市だと言えるでしょう。

京都市立芸術大学は昨年10月にJR京都駅のすぐ近くに移転しました。真新しいキャンパスは、まだ何色にも染まっていない透明感と、風通しのよい爽やかな空気に溢れています。
これからも京都子どもの音楽教室と京都市立芸術大学が互いに手を携えながら、音楽・芸術・文化の基盤を育んでいけることを願っています。

岡田 加津子
室長 理事 演奏アドヴァイザー 岡田 加津子 (おかだ かづこ)
1962年神戸生まれ。京都市立堀川高校音楽科(現、京都市立京都堀川音楽高校))卒業、東京藝術大学作曲科卒業、同大学院音楽研究科修士課程修了。同大学院音楽教育研究室助手を経て、現在、京都市立芸術大学教授。京都在住。

代表理事ご挨拶

「音楽を学びたいすべての子供たちのため」の京都子どもの音楽教室。どうですか、一緒に学んでみませんか。

私は海が大好きです。海を眺め、時には静かな渚で足を水につけてなんとも言えない至福の時を味わうことができます。

しかし、もし私が海の波にも翻弄されることなく泳ぐ術を知っていたらどうでしょうか。スキューバダイビングのライセンスを持っていたらどうでしょうか。また、操船術を身に着けて船乗りとして7つの海を渡る舵をとっていたらどうでしょうか。気象学、海洋学に通じ、時に荒ぶる海の危険を避ける術を知っていたらどうでしょうか。今の私の何千倍も海を楽しみ、そのすばらしさを知ることができるに違いありません。

音楽の楽しみ、喜びはとても身近なものです。誰でも楽しむことができます。しかし、もしほんの少しでも知識が、スキルがあれば、何十倍も、何百倍も楽しめるようになるのです。そして、学びを深めて音楽のすばらしさに夢中になり、時にはそれを一生の仕事にしようとする人も出てくることでしょう。

京都子どもの音楽教室は、音楽に関心を持ったばかりの子どもたちから、専門家をめざそうと決意した若者たちまで、誰にとって有益な基礎力を、楽しく、しかしきっちりと学ぶことのできるところです。
入室のための唯一の条件は「音楽を学びたい」こと。「音楽を学びたいすべての子供たちのため」の京都子どもの音楽教室。どうですか、一緒に学んでみませんか。

山本 毅
代表理事 演奏アドヴァイザー 山本 毅 (やまもとつよし)
京都市立芸術大学音楽学部、デュッセルドルフ音楽大学で打楽器を学び、札幌交響楽団打楽器奏者を経て、京都市立芸術大学音楽学部で教鞭をとった。
マリンバアンサンブルフィリア、ユーオーディア管弦楽団、いずみシンフォニエッタ大阪等で演奏活動を行っている。
2000年度第10回青山音楽賞・バロックザール賞受賞。
また、アンテオケ国際宣教神学校でキリスト教神学を学び按手礼を受ける。
現在、京都市立芸術大学名誉教授(打楽器)、神戸女学院大学大学院音楽研究科非常勤講師(キリスト教音楽)、アンサンブルフィリアバスマリンバ奏者、ユーオーディア管弦楽団打楽器奏者、いずみシンフォニエッタ打楽器奏者。
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