京都子どもの音楽教室 京都市立芸術大学音楽学部 音楽教育研究会

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VOCE(みんなの声)

室長ご挨拶 砂原 悟

室長 砂原 悟新しいものに触れたとき・・・自分でも気がつかないくらい、ごく微かな「なにか」の胎動が始まると思うんです。さして大きな驚きも衝撃もなく、吸い取り紙にインクがすっと吸い込まれていくように微かに動き出す「なにか」。そのときにはわからないけれど、あとになって自分にとって大切なものがそれだったと気づくような「なにか」。そんな、目に見えない「なにか」に接した瞬間に、新しい世界が広がります。

『イル・ポスティーノ』というイタリアの映画があります。片田舎の郵便配達の青年が、配達先の海辺に住む詩人に出会い、言葉の中にその「なにか」を感じていくさまが、美しく描かれます。青年は、詩人の言葉に「ぽか~ん」とした表情で反応しながら、ポエジーに目覚めていくのです。青年の朴訥とした独特の表情に胸を打たれます。

そう、「なにか」に触れることは、芸術にとってもっとも近しい感興であり、わたしたちの感性を揺さぶります。微かではあるけれど、大きなエネルギーでわたしたちを突き動かします。そして、新たな世界へと導かれてゆくのです。たとえば、シューマンの歌曲集《詩人の恋》の第1曲「美しい5月に」を思い浮かべてください。自然の目覚めと共に生まれる恋心が、仄かな語り口と、浮遊感のある和声で奏でられます。時間と空間を超えた、ロマンの世界に引き込まれていくように感じられます。

こうした「なにか」に、もっとも敏感なのが、子どもなのだと思います。そして一度動き出したら、もう止まりません。その体験は、子どもの未来を左右するものとなるでしょう。わたしたちは、子どもたちがそんな「なにか」と出会えるためのお手伝いができればいいなと思っています。本教室は、これまで60年以上の歳月にわたって、子どもたちと接してまいりました。これからも、子どもたちとの出会いをきっかけとして、教室も一緒に成長できることを願っています。

 

運営委員長ご挨拶 岸邉百百雄

運営委員長 岸邉百百雄ほんの少しルールを知っているだけで、そのスポーツを楽しめるのと同じ様に、音楽を聞いたり、歌ったりする事の好きな人にとっても、簡単な基本的知識を持っているだけで、音楽の素晴らしさを、より一層楽しむ事が可能になるのではないでしょうか?

京都子どもの音楽教室では、音楽の基本、基礎の「いろは」から、レヴェルに合わせた少人数のクラスで、丁寧に指導しています。その教育の集大成でもあり、多くの卒業生たちの記憶に長く残る想い出となっているのが、二年毎に行われる「オペレッタ」公演です。

子どもたちが自ら作曲し、全ての在室生が練習を重ねて作り上げる舞台は、他では見られない、京都子どもの音楽教室ならではのイヴェントです。子どもたちが一生懸命、歌い、演技をする姿とその可愛さは、何時見ても感動的なものです。

多くの時間を掛けて準備をし、練習を重ね、子ども達は一つの作品を作り上げていく事の、難しさと楽しさを学びます。又、お互いに自己を主張する事と、皆と協調する事のバランス感覚を覚えていく経験は、将来、立派な社会人になる為の、極めて有意義な訓練にもなっているのではないでしょうか?

皆様にも、一度ご来場頂き、熱気溢れるステージをご覧頂ければと思います。

京都堀川音楽高等学校施設内にて毎週土曜日開講
生徒募集について見学について

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